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ニフェジピンは光にとても弱い

こんにちは、しっぽです。

 

前回種類の多いバルプロ酸ナトリウムの比較表を作ったので、

今回も種類の多いニフェジピンの比較表を作りました。

 比較表

用法 一般名 商品名(先発) 商品名(後発)
1日3回 ニフェジピンカプセル5mg アダラートカプセル5mg ニフェジピンカプセル5mg「※」
      カサンミルカプセル5mg
  ニフェジピンカプセル10mg アダラートカプセル10mg ニフェジピンカプセル10mg「※」
  ニフェジピン錠10mg なし ニフェジピン錠10mg「ツルハラ」
  ニフェジピン細粒1% なし セパミット細粒1%
      ニフェジピン細粒1%「ツルハラ」
1日2回 ニフェジピン徐放細粒2% セパミットR細粒2% なし
  ニフェジピン徐放錠10mg(12時間持続) アダラートL錠10mg ニフェジピンL錠10mg「※」
      ヘルラートL錠10
  ニフェジピン徐放錠20mg(12時間持続) アダラートL錠20mg ニフェジピンL錠20mg「※」
      ヘルラートL錠20
  ニフェジピン徐放カプセル10mg(12時間持続) セパミットRカプセル10 なし
  ニフェジピン徐放カプセル20mg(12時間持続) セパミットRカプセル20 なし
1日1回 ニフェジピン徐放錠10mg(24時間持続) アダラートCR錠10mg ニフェジピンCR錠10mg「※」
      ニフェランタンCR錠10
  ニフェジピン徐放錠20mg(24時間持続) アダラートCR錠20mg ニフェジピンCR錠20mg「※」
      ニフェランタンCR錠20
  ニフェジピン徐放錠40mg(24時間持続) アダラートCR錠40mg ニフェジピンCR錠40mg「※」
      ニフェランタンCR錠40

 

商品名の付け方

今回もセパミットRとニフェジピン普通錠の一般名は仮です。

驚いたのが鶴原製薬さんが普通錠とL錠の10mgを販売しているところです。

以前硝酸イソソルビド錠の件で沢井製薬さんから通知がきていましたが、

気をつけないといけませんね。

安定性について

あとセパミット細粒のIFに以下の記載があります。

〔参考〕光安定性 セパミット細粒1%は蛍光灯照射下(800Lux)では、半日で約50%、3日間でほぼ完全に分解する。ポリ エチレン製遮光袋に入れた場合、茶色及び橙色の遮光袋で十分な遮光効果が得られなかったが、黒色の遮 光袋では10日間の連続照射で分解がほとんど認められず、遮光性が保たれていた2)。

3日って早くないですか。

ちなみにR細粒のIFにも以下の記載があります。

〔参考〕光安定性 セパミット-R 細粒 2%は蛍光灯照射下(1,000Lux)で 8 時間後に約 34%、72 時間後に約 90%のニフェ ジピンが分解される 2)(図 1)。 黒色の遮光袋に保存した場合、30 日後にニフェジピンは 95.7%以上の残存率であった 2)(図 2)。

だめみたいですね。

 

今日はこんなところで失礼します。

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