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ヘパリン類似物質外用泡状スプレーが面白い

こんにちは、しっぽです。

 

先日ヘパリン類似物質の比較を行いました。

 

tail0521.hatenablog.com

 今回は興味が尽きない泡状スプレーの製剤見本を頂いたので、

実物で比較します。

 

外観

左からヒルドイドローション、ヘパリン類似物質外用スプレー、ビーソフテンローション、ヘパリン類似物質外用泡状スプレー、ヘパリン類似物質油性クリームです。

 

感想

ヒルドイドローションとビーソフテンローションはだいぶ見た目が違いますし、

使用感もビーソフテンローションのほうがさらっとしています。

泡状スプレーは普通のスプレーよりもべたつきが残る感じでした。

泡状スプレーはポーラファルマさんの指導せんによると、

1プッシュで大人の手のひら2枚分を目安に使用するようです。

 

今日はこんなところで失礼します。

 

 

薬の辞書を比較します

こんにちは、しっぽです。

 

今年も残るところあと少しとなりました。

私も今年中にやり残したことを済ませて新年に向けて準備しています。

 

薬の辞書の購入

準備といえば薬の辞書が毎年発売されますが、

私も一応毎年購入しています。

電子薬歴でも添付文書は見れますが紙の辞書も念のため持っておきたいです。

働きだしてすぐはどれがいいかわからなかったので、

最初3年間はメジャーどころ3種類を1回ずつ購入しましたが、

結局治療薬ハンドブックにおちついています。

今回は私が使用して感じたところを比較します。

 

治療薬ハンドブック

3種類で一番値段が安いです。

添付文書の内容を的をしぼってまとめて書いてあります。

同効薬比較や薬剤Pointは参考になります。

薬効解説にネットで閲覧できるガイドラインの一覧も記載されている。

 

今日の治療薬

初めて購入したのがこれでした。

内容は3種の中で一番バランスがいいように感じます。

薬の説明の中に適応外使用の項目があります。

メトホルミンが婦人科で処方されてもこれがあったので助かりました。 

 

治療薬マニュアル

3種類で一番値段が高く内容も多いです。

添付文書を網羅とありますがそのまま載せているように感じます。

 

 独自コンテンツが好き

 治療薬マニュアルの内容は添付文書をみれば書いてあるし、

今日の治療薬のコンテンツがいいなと思っていたら、

独自コンテンツてんこ盛りの治療薬ハンドブックに落ち着きました。

 

今日はこんなところで失礼します。

デュロテップMTパッチの取り替えカレンダー

こんにちは、しっぽです。

 

薬局勤務をはじめて驚いたことはたくさんありますが、

メーカーさんからもらえるノベルティの種類には特に驚きました。

 

ノベルティの種類

今は製品名を記載できないことも関係あるのか、

以前ほど種類は多くない印象がありますが、

ボールペン等の文房具はもちろん、

時計、マウス、最近ではモバイルバッテリーなんかもありました。

またこの時期にはカレンダーや手帳が多いですよね。

 

取り替えカレンダー

ファイザーさんのかわいいカレンダーを見ていて私はふと思いました。

来年のデュロテップMTパッチの取り替えカレンダーをもらっていない。

デュロテップは3日毎に取り替えるので、

ヤンセンファーマさんは3日毎に色分けしたカレンダーを作成しています。

これがすごくわかりやすいのでいいんですよね。

 

麻薬情報は会員登録必須

麻薬関連の資料はメーカーさんのHPでも、

会員登録しないと閲覧できないようにできていますが、

ジェネリックを作っているテルモさんも同じようなカレンダーを作成しているようです。

おそらく明治さん久光さんも作成しているのでしょう。

 

MRさんの仕事ははやい

忘れている私が悪いのですが、

毎月そこそこデュロテップは動いているのだから、

かわいいカレンダーよりこっちを持ってきてほしいなと思いました。

まあ電話したらすぐに持ってきていただけるのでたいへん助かっています。

 

今日はこんなところで失礼します。

 

薬を半分に割るのはとても難しい

こんにちは、しっぽです。

 

薬局業務で気を使うことはたくさんありますが、

私は半錠がとても苦手です。

物によっては自家製剤加算がとれるものもありますが、

ほとんどは時間と分包紙代がかかるだけですものね。

今日は私が使ったことのある器具を紹介します。

切るはさみ

 

やわらかいOD錠に最適です。

最後まで気が抜けないのですがきれいに半分にできます。

はさむはさみ

 

かたい割線のある錠剤に最適です。

ハサミというより錠剤を平行にはさんで割るものですね。

薄い錠剤は割りにくいですし、

使っているとかみ合わせが悪くなって割りにくくなります。

固定して切るデバイ

 

 

この辺の商品は勢い良く使用することが大事みたいです。

チキンな私はうまく使えた記憶がありません。

 

私のお気に入り

私の一番のお気に入りは2番めのお薬チョッキンです。

割ったときの音も聞いていて気持ちいいのでおすすめです。

 

今日はこんなところで失礼します。

 

禁煙セラピーを読みました

こんにちは、しっぽです。

 

読むだけで絶対やめられる禁煙セラピーを読みました。

 

感想

内容は喫煙の人間に与える肉体的心理的影響を説明し、

最終的に禁煙しか無いですよねと結論に至るものでした。

喫煙のメリットという章があるのですが「なし」の一文だけでした。

私はもともと非喫煙者なのですが、

理屈っぽい人間なので禁煙したいなと思いました。

 

禁煙補助薬について

国内での初版は1996年です。

国内でのニコチネルTTSの販売は1999年でチャンピックスは2008年、

OTCニコチネルパッチ は2008年です。

医療保険を使用して自己負担で2万円も払い3ヶ月も時間がかかるんですから、

禁煙する人はその前に1000円払って1週間かけて、

一度この本を読むべきだと思いました。

 

パワーワードだと思います

本文中にあった以下の一文が好きです。

「最後の一本を消した時点で、あなたはもうノンスモーカーだ!」

 

今日はこんなところで失礼します。

ヘパリン類似物質の剤形が多すぎる

こんにちは、しっぽです。

 

12月といえば後発医薬品の薬価収載がありますよね。

いろんな製品が収載されていましたが、

ヘパリン類似物質外用泡状スプレー0.3%って気になりませんでしたか?

ヘパリン類似物質の剤形がたくさんあるので、

例のごとく比較表を作成しました。

 比較表

一般名 商品名(先発) 商品名(後発)
ヘパリン類似物質軟膏0.3% ヒルドイドソフト軟膏0.3% ヘパリン類似物質油性クリーム0.3%「※」
ヘパリン類似物質クリーム0.3% ヒルドイドクリーム0.3% ヘパリン類似物質クリーム0.3%「※」
    ビーソフテンクリーム0.3%
ヘパリン類似物質外用液0.3% ヒルドイドローション0.3% ヘパリン類似物質ローション0.3%「※」
    ビーソフテンローション0.3%
ヘパリン類似物質外用液0.3% なし ヘパリン類似物質外用スプレー0.3%「※」
不明 なし ヘパリン類似物質外用泡状スプレー0.3%「※」
ヘパリン類似物質ゲル0.3% ヒルドイドゲル0.3% ヘパリン類似物質ゲル0.3%「※」
    ビーソフテンゲル0.3%
    ホソイドンゲル0.3%

 

外用スプレーは大きい

外用スプレーはデバイスが違うだけでローションと一緒という話ですね。

実際日東メディックさんの商品紹介にも一般名が記載されていました。

ただ、1本100gで大きかったです。

ゲルは他の剤形と適応症が違うので注意ですね。

泡状スプレーって一般名だとなんて記載するんですかね。

結局よくわからなかったです。

 

今日はこんなところで失礼します。

 

ニフェジピンは光にとても弱い

こんにちは、しっぽです。

 

前回種類の多いバルプロ酸ナトリウムの比較表を作ったので、

今回も種類の多いニフェジピンの比較表を作りました。

 比較表

用法 一般名 商品名(先発) 商品名(後発)
1日3回 ニフェジピンカプセル5mg アダラートカプセル5mg ニフェジピンカプセル5mg「※」
      カサンミルカプセル5mg
  ニフェジピンカプセル10mg アダラートカプセル10mg ニフェジピンカプセル10mg「※」
  ニフェジピン錠10mg なし ニフェジピン錠10mg「ツルハラ」
  ニフェジピン細粒1% なし セパミット細粒1%
      ニフェジピン細粒1%「ツルハラ」
1日2回 ニフェジピン徐放細粒2% セパミットR細粒2% なし
  ニフェジピン徐放錠10mg(12時間持続) アダラートL錠10mg ニフェジピンL錠10mg「※」
      ヘルラートL錠10
  ニフェジピン徐放錠20mg(12時間持続) アダラートL錠20mg ニフェジピンL錠20mg「※」
      ヘルラートL錠20
  ニフェジピン徐放カプセル10mg(12時間持続) セパミットRカプセル10 なし
  ニフェジピン徐放カプセル20mg(12時間持続) セパミットRカプセル20 なし
1日1回 ニフェジピン徐放錠10mg(24時間持続) アダラートCR錠10mg ニフェジピンCR錠10mg「※」
      ニフェランタンCR錠10
  ニフェジピン徐放錠20mg(24時間持続) アダラートCR錠20mg ニフェジピンCR錠20mg「※」
      ニフェランタンCR錠20
  ニフェジピン徐放錠40mg(24時間持続) アダラートCR錠40mg ニフェジピンCR錠40mg「※」
      ニフェランタンCR錠40

 

商品名の付け方

今回もセパミットRとニフェジピン普通錠の一般名は仮です。

驚いたのが鶴原製薬さんが普通錠とL錠の10mgを販売しているところです。

以前硝酸イソソルビド錠の件で沢井製薬さんから通知がきていましたが、

気をつけないといけませんね。

安定性について

あとセパミット細粒のIFに以下の記載があります。

〔参考〕光安定性 セパミット細粒1%は蛍光灯照射下(800Lux)では、半日で約50%、3日間でほぼ完全に分解する。ポリ エチレン製遮光袋に入れた場合、茶色及び橙色の遮光袋で十分な遮光効果が得られなかったが、黒色の遮 光袋では10日間の連続照射で分解がほとんど認められず、遮光性が保たれていた2)。

3日って早くないですか。

ちなみにR細粒のIFにも以下の記載があります。

〔参考〕光安定性 セパミット-R 細粒 2%は蛍光灯照射下(1,000Lux)で 8 時間後に約 34%、72 時間後に約 90%のニフェ ジピンが分解される 2)(図 1)。 黒色の遮光袋に保存した場合、30 日後にニフェジピンは 95.7%以上の残存率であった 2)(図 2)。

だめみたいですね。

 

今日はこんなところで失礼します。

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